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受付の仕事を分解してから見積もる
受付には、電話の用件記録、来客案内、予約管理、書類の受け渡しなど異なる仕事があります。本記事で扱う有人fondeskは電話の一次取次です。窓口担当者の職務全体を同じ料金で外注できるという比較はしません。
まず現在の受付業務を一覧にし、電話代行に移せるものと社内に残すものを分けます。残る業務の担当者が不明なら、安い見積もりだけでは運用は成立しません。
出典:fondesk 対応内容。
雇用費用との差をそのまま削減額にしない
雇用の比較には、勤務時間、担当業務、採用費、教育費など実際の条件が必要です。地域や職務の異なる賃金例を一般相場として使わず、自社の支出または採用見積もりを記載します。
人員を維持したまま電話の負担だけが減った場合、給与全額の削減とはなりません。採用予定を変更した場合も、既存支出の削減とは分け、受付以外の仕事を補う費用を差し引いて考えます。
予約や医療判断は伝言と分ける
予約したいという用件を受けることは、空き状況を照会して予約を確定することとは異なります。有人fondeskに予約台帳の操作や企業独自の案内を標準業務として期待しないでください。
医療機関などで緊急性のある連絡が想定される場合も、一般の電話一次受付を症状判断や緊急時の対応窓口として設計しません。専門的な対応は自社の責任ある担当へつながる別経路を用意します。
時間外料金ではなく対応可能時間を確認する
有人fondeskは平日9時から19時の対応で、時間外と土日祝日は自動音声です。追加料金を払えば夜間もオペレーターに任せられるという案内は現行仕様と一致しません。
別契約のfondesk IVRは自動音声であり、有人受付の延長ではありません。夜間に来客や宿泊者対応が必要なら、その業務を担う体制と費用を別に見積もります。
出典:fondesk 有人受付時間 / fondesk 公式料金。
初年度と継続年度の費用を分ける
初期費用が0円でも、転送の手配や社内の通知設定に作業が発生します。後掲の初年度例は、サービス料に仮定の回線費と初回作業費を加えたもので、実際の請求書や他社の料金ではありません。
繁忙期の受電が増えれば従量料が増えます。受付業務全体を固定額で無制限に委託できるという前提を外し、各契約期間の費用を積み上げて比較しましょう。
出典:fondesk 公式料金 / fondesk 電話の転送設定。
従前の費用削減事例は未確認
旧記事の年間数百万円削減、ROI4,000〜6,000%などの成果、医療クリニックや製造業の成功談は、契約や測定記録が確認できていません。現在のサービスで再現できる効果としては紹介しません。
匿名競合の追加費用や被害談も、裏づけなしに市場全体の実態とは扱いません。比較は社名・プラン・見積日と業務範囲を確認できる資料で行う必要があります。
初年度の支出を積み上げる仮定例
毎月100件に応答し、回線費用を年24,000円、社内の初回作業費を10,000円と仮定します。後二つは説明用の値で、公式料金ではありません。すべて税別の金額にそろえた例です。
| 区分 | 初年度 |
|---|---|
| fondesk初期費用 | 0円 |
| 同じ件数で12期間の利用料 | 360,000円 |
| 仮定の回線費用 | 24,000円 |
| 仮定の初回作業費 | 10,000円 |
| 合計 | 394,000円 |
初期費用が0円でも総費用は0円ではありません。毎日の折り返しなど、この例に入っていない作業があれば別に加えます。効果額がないためROIは算出しません。
出典:fondesk 公式料金。
有人fondeskの現行料金と件数別試算
公式情報確認:2026年10月28日。2026年10月1日以降の契約開始日または更新日から、基本料金は月額12,000円(税別)で40件までを含み、41件目以降は1件300円(税別)です。契約ごとの適用日を確認してください。初期費用・有料オプションはありません。
1契約期間の応答件数をnとすると、12,000円+300円×max(n−40,0)(税別)です。下表は割引なし・各期間の件数が同じという仮定で、年払い商品や実際の導入成果ではありません。
| 応答件数/期間 | 1か月・税別 | 同条件12か月・税別 |
|---|---|---|
| 40件 | 12,000円 | 144,000円 |
| 100件 | 30,000円 | 360,000円 |
| 200件 | 60,000円 | 720,000円 |
回線側の転送費、別契約のfondesk IVR、社内の確認・折り返し工数は含みません。通常は更新時に当期間の基本料と前期間の従量料を合算して決済します。2026年10月は改定に伴い二つの請求・カード決済に分かれ、11月以降は通常の1回に戻ると公式FAQに案内されています。
出典:fondesk 公式料金 / fondesk 料金改定FAQ。
開始前に確認する試用・転送・終了条件
無料トライアルは14日間・受電200件までです。満了までに所定の更新拒絶手続きをしなければ有料契約に移行します。セットアップの支払い方法登録後の操作で試用が始まるため、その前に回線の転送可否を確認してください。
発行された専用番号への転送は回線側で行い、報告先と折り返し担当を決めて動作を確認します。fondeskの有料契約は1か月単位で自動更新です。終了するときは自動更新停止に加え、回線の転送解除も必要です。必要な履歴はアカウント削除前に保存します。
出典:fondesk トライアル利用条件 / fondesk セットアップ / fondesk 電話の転送設定 / fondesk 公式料金 / fondesk 解約手続き。
関連リンクと紹介コード
リンク先は別記事です。掲載されている旧料金、未確認の体験談や機能の説明を、本記事の現行仕様・効果の根拠として扱うものではありません。
掲載コード:「FV756」・「ZA29DINL」。FV756は有人fondesk、ZA29DINLは別サービスfondesk IVRの紹介として区別します。個別コードの有効性・対象条件は申込み先で確認してください。紹介コードによって有人対応時間や業務範囲が増えるものではありません。有人fondeskのコードは利用開始手続きで入力し、契約開始後には入力・適用できないと案内されています。
出典:fondesk 紹介コードの入力。
まとめ
受付代行の比較は、電話一次受付と来客・予約などの仕事を分けることから始まります。自社に残る仕事を含めた総費用で判断し、受付担当の全面代替や確実な利益改善を前提にしないでください。










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