自社発送と外部委託発送のメリット・デメリット

本日は、自社発送と外部委託発送のメリット・デメリットについてお伝えをしていきます。

自社発送のメリット・デメリット

メリット

配送業者との特約契約

日本郵便ヤマト運輸など配送業者と特約契約を結ぶことで、安い送料単価で発送することができます。
送料を安く契約するためには月間でいくつ発送するのか、発送量の見込みを営業担当に伝え、送料の見積りをもらいましょう。

ある程度の個数(月間数百個以上)を提示すれば、少なくとも通常料金よりは大きく下がるのではないかと思います。

お住まいの地域やその支店の方針により見積り金額も変わってきますので、どんどん交渉をしていきましょう。

具体的には、

一般的な追跡有りの国内配送方法
・日本郵便のゆうパケット、ゆうパック
・ヤマト運輸のネコポス、宅急便
・佐川急便、西濃運輸の宅配便

等の手段があります。
これらを特約契約することができればお得に発送をすることができますし、集荷もしてもらえます。
物販をやる上では必ず送料は発生しますので、国内送料をどれだけ抑えられるかは利益直結です。
各社見積もりを取り、お得な配送方法を使用していきましょう。

デメリット

人件費や事務所家賃がかかる

発送作業をしてもらうアルバイトさんの人件費、在庫保管をする事務所や倉庫等に賃料がかかります。
固定出費はできるだけ避けたいので、出荷量と利益率の兼ね合いで判断が必要になります。

出荷量に限界がある

一人あたり梱包できる量には限界がありますので、爆発的に売れた時に出荷体制が足りなくなる可能性もあります。
逆に全く売れないと発送業務としては暇という状態にもなり得ます。

暇なときは商品の棚卸や在庫をメルカリで販売してもらう等、違う仕事をしてもらったりすることが必要です。

外部委託発送のメリット・デメリット

メリット

外注化しやすい/自分の時間を空けられる

一番のメリットです。
Amazon FBAや楽天ロジ、QxpressなどECモールの委託発送はシステム化されているので、外注化しやすく、自分の時間を空け、売上を伸ばす業務に注力することができます。

自宅だけで物販完結できますので、場所にも時間にも縛られず、魅力的な働き方ができると思います。

デメリット

自社発送に比べて送料のコストが高い

自社発送で人件費と事務所賃料を考えると果たしてどちらがコスト的に良いのか出荷量次第ではありますが、自社発送することで、外部委託発送よりも送料自体は抑えることができます。

販路によっては、自社発送の激安価格でないと売上を作りにくい販路もありますので、どこのECモールで販売をしていくのかも鍵になってきます。

自社発送の販売店に価格勝負ができない

自社発送で追跡無しのメール便(日本郵便のゆうメール、佐川急便の飛脚メール便等)を使って商品を発送している販売店がいます。

先で挙げた追跡有り配送方法に比べ、送料が100〜200円安いので、同じ商品を販売していても価格負けをしてしまうことがあります。

販売価格が安い方が購入されやすいので、同じように商品を並べておくだけでは期待以上に販売することは難しいかもしれません。
広告を使う等、販売戦略が必要になってきます。

まとめ

自社発送も外部委託発送もどちらもメリット、デメリットがありますので、ご自身の状況に最適な配送方法を選んで行きましょう。

執筆:皆川知徳
編集:皆川知徳
画像:FURE

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ABOUTこの記事をかいた人

皆川 知徳

1985年新潟生まれ。大学卒業後2008年にソフトバンク入社。
ソフトバンク時代はネットワークエンジニアとして、無線ネットワークの分析、電波改善に貢献し、チームで社長賞を受賞。
ソフトバンクに8年半在籍後、貿易会社を立ち上げ、わずか2年で年商1億円規模までに成長させる。その後、株式会社Villnessの取締役に就任。
現在では、それらの経験を活かし同社の事業拡大の一端を担っている。

著書に「副業初心者が物販ビジネスで年商1億円稼ぐ」がある。